「恋したいな~」と思ってもいい彼氏ができないワケ
「恋したいな~」とか「彼氏がほしいな~」と思っても、彼氏ができないのには、ちゃんとワケがあります。
■■「相手のあること」だから
恋愛って、ときに「営業」に似ていると言われますよね。たとえば、成績のいい営業マンは、「数をこなしている」つまり、ほかの営業マンより多くのお客さんを当たっている。恋愛だって、理想の彼氏がほしいと思えば、数をこなせばいい、とも言えます。たとえば、ことあるごとに友だちに男子を紹介してもらうとか、合コンに頻繁に参加するとか・・・・・・こうやって出会いの数を増やすことで、出会いの確率を上げていく・・・・・・これもひとつの方法でしょう。
でも、営業も恋愛も、結局のところ「出会いの問題」にぶち当たります。いかに出会いの確率を上げていったところで、出会えないときは、さっぱりいい人に出会えないでしょう?いい出会いにぶち当たるように努力したところで、報われないこともあったりしますよね。営業も恋愛も「相手のあること」だから、ダメなときは、なにをやってもダメ・・・・・・このへんも、営業職と恋愛の似ているところでしょう。
■■自分を責めないこと
「恋したいなあ~」とか、「いい彼氏がほしいなあ~」と思っても、思い通りにならないのは、「出会いって、そもそもそういうものだから」です。他人なんて、自分の思い通りに動くわけがないし、この世の中、自分の思い通りにことが運ぶことなんて、ほぼないし・・・・・・まぁ、そういうことなわけです。
で、そういうときに、絶対にやってはいけないことは「自分を責めること」です。たとえば、出会いの確率を上げようと思って、すごく努力している人と、さほど努力していない自分を比べて自分を責めてはいけないということです。
自分を責めていたら、やがて心がカタくなってきます。カタい心は、新しいものをキャッチできないので、ふいに出会いのチャンスが巡ってきても、それに気づかない・・・・・・こんなことになったりします。だから、時間が経てばそのうちいい彼氏が出てくるだろうと思って、のんびり暮らすことです。
■■甘い言葉に騙されてはいけない
出会いって、本人の努力と運によって、あったりなかったりします。
努力というのは、本当は「数をこなす」ことではありません。数をこなそうと思って、頻繁に合コンに行くというのは、いわば「横に広げている」わけです。今自分がいる階段の横をずっと広げているわけです。
本当に「出会いのために努力する」というのは、自分の魂のレベルを上げる努力をするということ、つまり縦に深く掘っていくことなのです。で、そういう「深く掘っていくこと」って、誰にとってもわりとしんどいことなのです。今の時代、若い人に「しんどい努力」をおすすめする人は少ないですが、ウソを書くのはイヤなのでハッキリ言いますが、自分の心を深く掘る努力をしている人は(若くてもそういう人はいます)、常にいい出会いに恵まれています。
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しんどい努力をしたくない人は、少なくとも出会いがないことで自分を責めないことです。自分を責めるくらいなら、自分の心が磨かれるなにかをやってみるといいでしょう。
「『いい出会いがない』という名前の階段の途中にいる」自分を、「良縁に恵まれるステージ」に、たしかに押し上げてくれるのは、自分の考え方や生き方でしかないのです。「女子ウケするお手軽で楽しそうなことをすれば、いい彼氏に出会えます」なんてことを言う人のことを、あまり信用しないことです。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)