2017年11月18日 11:00
浮気や不倫とは違う、「ポリアモリー」という複数同時交際のセクシャリティー
■ポリアモリーが抱える「人とは違う」という悩み
ポリアモリーの気質を持っている人は、幼少期から「一人の人を好きになる」という感覚に足して違和感を抱くことが多いようです。
それが思春期を迎えると、「自分は精神病なのではないか?」「複数の人を愛せると言ったら、嫌われるのではないか?」「同性を好きになってしまうのはおかしいことなのではないか?」という悩みに変わり、追い詰められることになります。
今でこそ、LGBTやトランスジェンダーのように色々なセクシャリティーを持った人がいるという考え方が広まってきましたが、子ども時代にはコミュニティが狭いこともあり、どうしても塞ぎ込みがちになります。
■ポリアモリーは「特別じゃない」
実際のポリアモリーのライフスタイルを覗いてみる(*1)と、私のようなモノガミーなセクシャリティーを持っている人たちと同じように人を愛し、同じように傷つき、同じように葛藤していることがわかります。いえ、まだまだ周囲の理解が浅いことを考えると、モノガミーよりもはるかに多くの課題と向き合っていると言えるかもしれません。
ここまで読んでみて、「あれもしかしてポリアモリー?」