先日某喫茶店にて、20代半ばのOLさんと思われる二人が、同じ会社の先輩と思われる女性の恋愛について話していました。
「婚活に一生懸命になりすぎて笑える」「自分がモテないってわかってないんじゃない?」「いつまでも若い時にみたいにうまくいかないって思わないのかしら」といったような内容のことを話されていました。
私は、その話題に上がっている女性を実際には知らないので、話の真偽はわかりません。ただ話を聞いていてとても残念な気持ちになりました。
「あぁ、この二人はきっと将来、まさに今自分たちが嘲笑している人と同じ目に会うんだろうな」と思ったのです。
■天に唾を吐けば己に災いが降りかかる
水木しげるさんの『のんのんばあとオレ』(NHK総合テレビ)というテレビドラマで、「小豆はかり」という妖怪が話していた言葉です。
天に向かって唾をはけば、自分の顔に降りかかってくるように、人に害を与えようとすると、返って自分に災いが降りかかる、ということを意味した慣用句ですね。
似たような四字熟語に「因果応報」というものがありますが、これもよい行いをすれば良いことが起こり、悪い行いをすれば悪いことが起こる、というものです。