2017年12月21日 11:00
愛しているから束縛する、なんてことは本来ありえないことです。
その人がどんな考え方を持とうと、どんな行動を取ろうと、その全てを受け入れる。それが愛です。
一方束縛するということは、相手の考え方を否定し、相手の行動を制限しコントロールすることです。
この時点で、愛情と束縛は対極にあることがわかっていただけるのではないかと思います。
そう考えると束縛されて嬉しいと感じる人は、愛について何かを誤解しているのかもしれません。
■束縛されて嬉しいと感じる人が勘違いしていること
・頼られている?
いいえ、頼られているのではありません。あなた以外に自分のことを認めてくれる人がいないので、その埋まらない心をあなたで埋めようとしているだけです。
ですから自分が大事にされていないと感じた瞬間に怒り、あなたを攻撃しようとするはずです。
愛している人に対して頼る場合、相手の存在を全て肯定していますので、仮に自分の期待通りにならなかったとしても怒ることはありません。・放置されているのは愛されていないから?いいえ、放置されているのは信用されているからです。愛情が深い相手ほど、相手のことは相手が決めることだと信じています。ですから自ら積極的に関わろうとして来ないのです。