なぜあの人は失恋してもすぐに立ち直れるのか?
こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。
今回は「いかにして失恋の痛手を乗り越えるか?」というテーマでお届けします。
失恋の痛みを乗り越えるためには、やれ新しい恋をしろだの、やれいい経験をしたと前向きに考えろだのと言われますが、ぶっちゃけ失恋中ってそんな気持ちになれなくないですか?
絶望して挫折して傷ついて、、、失恋って相当ヘコむし、むしろ相当ヘコまないと「所詮その程度の恋愛だったのね」って話になりますよね。
失恋後の喪失感というものは、基本的には自分で埋めるか、時間が解決するかのどちらしかありません。
一旦はガチでヘコむところから全てはスタートしますので、そう言った「圧倒的にヘコむ時期」というものは、その後自分がレベルアップしていくには絶対に必要なんです。
しかし、この「圧倒的にヘコむ時期」にやってはならないことがあるのです。
■傷ついている間に次の恋はしてはならない
ヘコんでいる時というのは、個体として弱っている時でもありますので、周りの男性からすると「チョロい」時期です。
失恋後に無駄にモテだす現象は、実はハイエナが子鹿を襲うが如く、いろんな男性が寄ってきているだけなんなんですね。
そこで傷ついた心を癒してくれると期待して新しい恋愛をしてしまうと、結果、傷が癒えるどころか開いた傷口に塩を塗りこまれるような思いをするハメになります。
失恋後の恋愛は「っシャー!失恋がなんぼのもんじゃい!お一人様最高!!」って思ってる時じゃないとしてはいけないものなんですね。
繰り返しになりますが、失恋中に寄ってくる男性は「弱っている人を狙わんとする卑怯者」ですので、失恋から立ち直った時には「なんでこんなやつと付き合ったんだっけ私?」となるケースがほとんどです。注意しましょう。
■思い出にふけながら自信を取り戻す方法
思い出にふけながら自信を取り戻す方法失恋してしまうとどうしても「自分の良くなかったところ」を後悔してしまいがちです。
あの時なぜあんなことを言ってしまったんだろうとか、あの時にもっとこうしておけばよかったとか、そういった後悔ははっきり言って無意味です。
失恋中は、自分の頭にどんな検索キーワードを打ち込むのかが非常に重要になります。
多くの人は「失恋した 原因」とか「嫌われた 理由」とかで脳内に検索をかけます。
これをやってしまうとアンハッピーな記憶が検索結果に上がってきて、それを見るたびに自信がどんどんなくなっていきます。結果、失恋から抜け出すのにも時間がかかります。
そうではなく、「彼との思い出 楽しかったこと」「付き合えてよかったこと」「人として成長できたこと」、など自分にとってハッピーな記憶が出てくるようなキーワードを打ち込むようにしましょう。
ハッピーな記憶を辿ったほうが、ハッピーな自分に目がいくようになるので、あなたのオーラもハッピーになります。
そうなると失恋中とはいえ、周囲からはハッピーな人間であるように見えますので、同時にハイエナどもを追い払うこともできるのです。
■失恋中は、エネルギーチャージ期間だと思え
冒頭で失恋中は「ヘコんで当たり前」と書きましたが、ヘコんだ後はそのしぼんだボールが元の形に戻るために、空気を入れている状態だと思いましょう。
要するに充電期間だと思えばいいのです。その電力のもととなるのが、彼とのハッピーな記憶です。
恋愛に対してのプラスのイメージを蓄えておくことで、自然と「この恋は終わってしまったけど、次はもっといい恋愛をしよう」と、前向きに未来を捉えられるようになってきます。そうなって初めて次の恋にいくことができるのです。
失恋の痛手をきっちり消化しないまま、人としてレベルアップすることはできません。きちんと傷ついて、きちんと立ち直りましょう。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)