と呼び、それに対してリアルに誰かと会うことや、なんらかの経験をすることを「立体」と呼んでいるのを聞きます。「平面の世界ではなく、立体の世界で得た情報や経験が、人をつくる」とかと言われています。
少し前なら「二次元」とか「三次元」という言葉を使って「二次元の世界はしょせん二次元の世界だから」と、マンガやゲームを小馬鹿にしたような言い方がありましたが、あまりに小馬鹿にしすぎて人々の失笑を買ったのか、今は「平面」と「立体」という言葉が使われているようです。
■■経験したこと以上のことは、おそらく身につかない?
むかしから「どんなに情報がこの世に溢れようと、人はじぶんが経験したことでしか学ばない」と言う人がいます。じゃあ学校で習った世界史はなんなんだよ、と反論したくなるような言い方ですよね。歴史を学ぶことで「温故知新」したり、「他人のふり見て我がふり直せ」をしたりできるわけだから。
ただし、こと恋愛においては、じぶんが経験したこと以上のことは、おそらく身につかないように思うんです。たとえばあなたの友達が「外見がチャラそうな男子は、遊び人だったから、絶対につきあわないほうがいい」なんて言ったとしても、それはその子にとっての真実かもしれませんが、あなたはじぶんがそういう男子と実際につきあってみないとホントのところがわからないですよね。