2018年2月18日 18:00
ネガティブな自分を悪にすると、ネガティブな自分に傷つけられる
恋愛コラムはその特性上、特に人気のあるライターの書く記事の主張は強めである傾向が強いために、読む時には少し注意が必要です。
例えば「彼氏にこんなコミュニケーションしてない?そうすると嫌われちゃうから気をつけてね」というメッセージ性を持った記事を読んだ時に、「あ、そうか!そういうコミュニケーションの取り方をすればいいんだ!」と思う人と「なんで私はそういうコミュニケーションができないんだろう」と思う人がいるんですね。
前者はポジティブにその記事を読んでいますが、後者はネガティブに読んでいることがわかりますでしょうか。
これは別に恋愛コラムに限った話ではなく、恋愛の至る局面で起こっています。あなたもどこかで「なぜ私は〇〇ができないんだろう」と自分を責めたことはありませんか?
実はこの一種の反省は、考えるだけ無駄な全く意味のない思考なんです。(ほら、主張が強いでしょう。話半分ぐらいに聞いておくといいですよ)
■ポジティブであらねばならない、なんて誰が決めたんですか?
一般的な認識として「ネガティブはダメ」「ポジティブこそ最強」という認識があるように思います。が、果たしてそれは本当に真理なのでしょうか?
少し哲学的な話になりますが、私たちが光を光と認識するためにはその裏に確実に闇の存在が必要です。