2018年3月9日 11:00
あんなに親を嫌っていたのに、恋愛ではファザコンだった【トイアンナのしくじり恋愛】
わざわざ地方で就活して東京を離れ、祖父が嫌いそうな女性を伴侶に選び。まさかそうして産まれた子が、今度は自分の嫌う父親を志すなんて、なんて運命の皮肉でしょうか。
■ファザコンを認めて、幸せになる
父はなるべく自らの父から離れようとして破天荒な妻を迎えたのに、結局私のような傲慢な子を持ってしまった。そして私もまた父に反発し、祖父のような伴侶を求めている。なんと結婚相手の好みは、3世代で行ったり来たりしていただけでした。
親の言うままに従うのがファザー・コンプレックスなら、反発し続けるのも「コンプレックス」でしょう。結局、私はあれだけ嫌っていたはずの父から逃れられなかったのです。
自分のファザコン観を否定しても、解決策は出てきません。
これから胸がキュンとするたびに「私は父に反発して、祖父に似た男性を求めているんだ」と自覚し続けるしかない。選択肢は2つ。好みを変えるか、「傲慢で賢い男性」の中でもベターな人を探すか。大変に偏った好みのツボではありますが、それでも自覚できただけ前に進めた気がしています。祖父はもうこの世にいません。そして私は誰を愛するか、自分で選べるのですから。(トイアンナ/ライター)
【トイアンナのしくじり恋愛】(ハウコレ編集部)
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