一緒にいてもなんとなく落ち着かない友達と、それでも毎日なんとなく一緒にいるとか、毎日自分磨きと称してなにかをやっていても、なんとなく「違うな」と思うとき。それって、そういうのを全部やめる、かっこうの「やめ時」です。
■■誰かに好かれようと思うと、できないことが増えていく
毎日なんとなく一緒にいる友達と、一緒にいるのをやめてしまえば、その友達は「えっ?」と思うかもしれません。あるいは「急に手のひらを返したように会わなくなるって、なにそれ?」と、怒るかもしれません。怒らないまでも、びっくりするくらいのことはすると思います。でもそれもいっときの話です。やがて、相手だってバカではないのだから、つまり相手もあなたと一緒にいて、なんとなく「違うなあ」と思っているのだから、相手も納得して、次の友達を探します。
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この「いっときのギクシャク」が怖いから、「なんとなく」をいつまでもやめることができない人って、案外多いのでは?人って誰しも、相手に好かれようという気持ちがはたらくものです。
自由に自分の好きなように生きていて、なにかあれば空気を読んでいないかんじで自己主張する帰国子女だって、わたしたちほどではないにせよ、人に好かれたいという気持ちを持っていることがしばしばあります。