今月はわりとPOPなことをたくさん書いてきたので、少しはマジメな話をしよう、ということで、今回は、恋愛における「許すこと」について、一緒に見ていきたいと思います。
人を好きになるのって、ある意味では簡単です。誰かのことを愛するのも簡単かもしれない。たとえば片思いって、そういうことだろうと思います。自分の都合で、と書くと言い方が悪いかもしれませんが、でもいわば自分の都合で相手のことを好きになるのが片思いですよね。
■■仕方のないことでもあると思うわけですが
そんなふうにして結ばれた二人であっても、彼とつきあったとき、彼のイヤなところを見てしまって、そこを許してあげないと二人の関係が前に進まないときが出てくるはずです。彼にイヤなことを言われた(された)ときに、そういう彼のことを許すのか、「絶対に許せない」と思って別れてしまうのか。
べつに許せなくて別れてもいいと思うんです。
とくに若いときって、自分で自分のイヤなところを許せないことが多々あるように、相手のことも、どう考えてもどう頑張っても許せなくっても、それはそれで仕方ないことでしょう。若いというのは、許すということを学習している途中ということですから。