【永久保存版】「ネガティブなわたし」との上手な付き合い方
自分のネガティブな考え方がつくづくいやになることってありませんか?
他人のなんでもない発言を拡大解釈して勝手に傷ついてしまったり、恋人ができても「どうして自分なんかを好きになってくれるんだろう」と自分を卑下したり。
「もっとポジティブに明るく生きられたらどんなに楽しいだろう」
そう思いながらも、日々現れる「ネガティブなわたし」に勝てないわたし。
しかも、頑張ってポジティブであろうとするがゆえに、結果ポジティブになれてないこともネガティブに考えてしまって、結局泥沼にはまってしまうという負のスパイラルに悩まされてしまうんですよね。
僕もこれまで、自己肯定感がどん底まで落ちきったことが何回もありますが、その度に「ネガティブなわたし」に打ち勝つことの難しさを痛感してきました。
しかし、ある時「ネガティブな思考をポジティブにする必要なんてないんじゃないか?」ということに気づいたのです。
■感情と行動の順番を間違えないようにしよう
ところで、「ネガティブなわたし」に悩まされてしまう人は、まず間違いなく感情と行動の順番をハキちがえています。
感情が先にあって、そのあとに行動するもんだ
、、、と、思っていませんでしたか?実はちょっと違うんですよ。
正確には、感情が先になることも行動が先になることも両方あるんです。
例えば同じ人でも、毎日姿勢を正して生きていると強気な性格になっていきますし、毎日猫背で俯き加減に生きてると弱気な性格になります。
試しにいま(可能であれば)バンザイして笑いながらスキップしてみてください。
どうでしょ、ネガティブなことを考えられなくないですか?
これまでの科学では「脳が司令塔で、体はその実働部隊」だと考えられていたんですけど、最近になって、体(内臓や筋肉)も脳や他の器官にメッセージを送ってることがわかってきてるんです。
僕たちの体は「思考が先、行動が後」ではなく、「思考も行動も相互に作用している」んですね。
■「ネガティブなわたし」はネガティブな行動が作り出している
つ、ま、り。
「ネガティブなわたし」がネガティブな行動をさせるのではなく、ネガティブな行動が「ネガティブなわたし」を作っているってことなんです。あなたがネガティブになってしまうのは、あなたの性格の結果ではないんです。行動の結果なのです。
この認識すごく大事です。
性格は直すの大変ですけど、行動変えるの簡単ですからね。バンザイしながらスキップすればいいんです。
簡単でしょ?
■「ネガティブなわたし」が出てきたら見直すのは姿勢と表情
とはいえ、思考は無意識の産物ですから、いきなり「ネガティブなわたし」が消えてくれる訳ではありません。
そういう時は「ネガティブ=悪」という認識をすて、「ネガティブ=結果」だと思ってください。
結果があるということは、原因があるということです。そして、その原因は行動にあります。
ということは行動を変えましょう。
一番簡単なのは、胸張って歩くこと、そして笑うこと、です。
ちなみに僕は「ネガティブなわたし」が出てきたぞ、と思ったらサンドウィッチマンのコントをYouTubeで見るようにしています。(大好きなので)
僕は、ネガティブに考えてるなと感じた瞬間に「あ、サンドウィッチマン観よう」という変換が起こっているんです。
それで、ちょっと元気が出るので、姿勢を整えて胸張って歩く。これを何日か続けると「ネガティブなわたし」はいつの間にかいなくなっているのです。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)(林侑里奈/モデル)(お多福/カメラマン)(上杉光美/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)