『人は見た目が9割』という本がかつてベストセラーになったことがありました。
外見よりも内面を磨くことを教えられてきた人たちにとっては、ある種ショッキングなできごとだったようです。
本書の内容や様々な批評はAmazonに譲るとして(僕はこの本は読んでいません)、自分の経験として「人を外見から判断した方がいい」と今のところ結論づけています。
とはいえ、内面を重視しない、というわけではありません。むしろ内面を重視してきたが故に、外見で判断するようになった、と言った方が正確でしょうか。
■外見にはその人の人間性がびっくりするぐらい出る
ここでいう「外見」とは、いわゆる「顔立ちの良し悪し」や「身体のプロポーション」のことだけではなく、表情、日常的に使っている言葉の選び方、姿勢や立ち振る舞いなど、仲良くならなくても見えるその人の特徴、のことを指します。
内面を重要視する人は、そういった「何気ない一言、ふとした時の表情、とっさに出る言葉」にその人の内面(人格・大切にしている価値観・過去の経験など)がモロに反映されることを経験上知っています。
そんなこと当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、おそらく今みなさんが思われている以上の細かさで、その人の人間性を見抜きます。