彼に「俺のこと好き?」と聞かれたときの大人な彼女のリアクション
どうもあかりです。「俺のこと好き?」というのは、彼氏から一度は聞かれたことがある質問なはずです。ない人は・・・・・・すみません。でも明日聞かれるかもしれませんので、せっかく開いてくれたのですから、最後までぜひ読んでください。
この質問への答えを一言で言うなら「好きだよ」で決まりです。そりゃそうです。「嫌いだよ」「わかんないよ」と答えたらそこで試合終了です(謎の聞き覚え感)。
だけどみんな、「それで彼が納得するわけない」っていうのもわかっているはず。
だって、好きだから付き合っているわけで、そんな当たり前のことを確認するために彼がこの質問をしてきているわけじゃないなんてのは明らかだから。
みなさんもいい大人、いい大人の女性。なのですから、もうちょっと気の利いたリアクションをとってあげましょう。
■■「好き」を実感したい
どういうふうにリアクションをしていくかを考える上で、「俺のこと好き?」と言うときの彼の様子・テンションを観察するのは重要。
なんとなくそれで彼が「何か不安を抱えている」かどうかはわかるはずです。もしも彼が冗談ぽく、明るく、まったく陰のない様子でこう聞いてきたのなら、単純に彼のご要望は、「たまには『好き好き光線』をたくさん浴びせてくれよ~!」っていうスイートな感じの理解で問題ありません。
男子にも、女子にも、「特別な理由はないけど、とりあえずたくさん好きって言ってほしい!」みたいな時期ってときおりあるもので、そういうものだととらえる。
そしてそのときは、大人だからこそ、あえて素直に、甘えて、かわいく「大好きだよ!」と言ってあげる。
「めっちゃ惚れてるって思われるのって恥ずいよな・・・・・・」っていう気持ちを我慢しながらね。
■■「何か」を胸につっかえさせてる
まあ、ここまでは全然問題ないんです。重要なのは、そこでもし、彼が「何か不安を抱えている・・・・・・?」と察知したとき。ここでどう振る舞うかは、「大人な彼女」力が試されます。
まず私ならそこで、「何か彼が不安になるような原因がなかったかな?」って想像してみる。が、そこで具体的に何か思い浮かべばいいですが、たいていは何も思い浮かびません。残念ながら。
結局こういうとき、彼は単に、「特別な理由はないけど、彼女が俺のことを好きか急に不安になった」だけということなんだと思います。
冒頭で、「好きなのは当たり前」と書きましたが、気持ちというものが見えないせいか、この当たり前が当たり前に思えなくなってしまうときがあるものです。
それはたいてい、「仕事がうまくいかないとき」とか「彼女とぎすぎすしてしまったとき」とか、自分自身や、彼女との関係に少し自信を失ってしまったときに芽生えてくる感情。「理由はないけど愛されてるか不安になる」って、不思議な心理状態なんだけど、私たちだってこの気持ちになることが必ずあるはずです。
こういう、具体的な問題はないんだけど、でもたしかにそこにある「何か」の不安を上手に救ってあげられるのが「大人な彼女」なんじゃないかと思うんです。
■■「理由はない」からこそ寄り添ってあげたい
「理由がないなら何もできない」じゃなく。「何にもないならよかった」と、そこで終わらない。「私にどうにもできないことは、どうにもできない」で突き返さない。
「何にも理由はないけど、不安なんだね」と受け止めて、そこからしばらく普段よりもたくさん「好き」と言ってあげるようにしたり、それだけじゃなく、いつもより意識して自分からLINEを送ったり、「ここ行きたい!」とデートの提案をしてあげたり。
派手さはなくて、地味なんだけど、そういう小さなことだけで、彼の不安はそのうち少しずつ溶けていくはずです。そういう、答えの見えないもの対して、彼と一緒に寄り添っていてあげることって、何か個別具体的な問題点への解決策を一緒に見つけてあげる「お悩み相談室」的な役割よりも、実はとても大切な役目なんだと思います。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)