カップルの絆が太くなる!「恋人」から「愛し合う関係」に昇華する考え方
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「愛を育む」
言葉にすると簡単ですが、実際に「わたしは彼と愛を育めています!」と自信を持って手を挙げられる人は一体どのくらいいるのでしょうか?
確かに世の中に”イチャイチャしている”カップルはたくさんいます。
しかし彼ら・彼女らが「愛を育めているか?」どうかは見た目だけではわからないものです。
今日は、二人の絆を今よりもずっと深く・太いものにしていくために、「恋を卒業して愛を実践すること」とはどういうことか、お話ししていきたいと思います。
■「恋」する人と「愛」する人の違い
そもそも人を愛するとはどういうことなのでしょうか?どういったことをすれば人を「愛した」ことになるのでしょうか?
まずは、恋と愛の違いをハッキリさせてみましょう。
まず恋には「選ばれる」という概念が存在します。
付き合う前もそうだし、付き合った後も「選ばれ続ける」必要があります。そして、恋をしている人はみな「選ばれようとしている」人だと言えるでしょう。
言い換えれば、相手に好かれるための努力をするのが、「恋をする」ということではないでしょうか。
一方、愛には「選ばれる」という概念は存在しません。
選ぼうともしないし選ばれようとともしない。ただお互いの存在がそこに「ある」状態です。
喜怒哀楽を共有し、それぞれの個性を尊重しながら、相手を受け入れ自分を慈しむのが「愛する」ということだと僕は考えます。
■恋は相手をコントロールし、愛は自分をコントロールする
別の言い方をすれば、恋は相手をなんとかしようとするもの、愛は自分をなんとかしようとするものとも言えます。
恋をすれば「相手に好きになってほしい」と考えますが、愛すれば「自分を好きでいよう」とします。
恋人には「もっと自分を理解してほしい」と願いますが、パートナーには「もっと相手を理解しよう」とします。
恋人の条件には「尊敬できる人がいい」という要素があがりますが、パートナーでいるための条件は「相手に尊敬される自分でいる」ということになります。「相手への要求」が反映されるものが恋なら、「自分への誓い」が反映されるものが愛だと言えるでしょう。
■恋を卒業して、愛を実践しよう
どうでしょう、そろそろ愛するということの輪郭が見えてきたのではないでしょうか?
これを読んでいるあなたはきっと「彼にもっと愛されたい!」「ずっと自分のことを好きでいてほしい!」と考えているはず。
でも、それは「相手への要求」です。
それではいつまでたっても”イチャイチャする”カップルの域を越えられません。
彼に「俺の彼女は本当に最高なんす」って自慢される自分であるためにも、「ただの恋人」を卒業するためにも、彼が誇りにできる自分との約束を自分に課しましょう。
もちろん、最初から全部できなくても大丈夫。僕もよく自分との約束を破ります(笑)
でも、「そうあろうとすること」「少しでも実践しようとすること」が、パートナーを愛するってことなんじゃないかな、と僕は思うんですよね。(川口美樹/ライター)
(ハウコレ編集部)
(林侑里奈/モデル)