良い一年にするために!年初めの新月に願い事をしよう
■新月の持つ意味とは
新月は月の満ち欠けにおける欠けが一番大きくなり、月から届く光がほぼ無くなる時。朔(さく)とも呼ばれ、古来より始まりの日という扱いを受けてきた日です。新しい物事を始めるのに適した日でもあり、何か願望を託すのであれば新月、とまで言われています。また、欠け切った月は満月に向けて満ちていく一方なので、何かを獲得し満たされていく時期とも言われています。ですから、願いを叶えたいのであれば新月を意識することで、他の日よりも少しだけ近道ができるのです。
■新月と元日が重なるとどうなるの?
ご存知の通り元日は願いを新たにし、これからの一年に思いをはせる一日です。初詣に行くのも、書き初めをするのも、始まった年をより素晴らしいものにするための願掛け。つまり、元日が新月と重なった今年は、願いをより強く意識して叶えていくのにうってつけなのです。毎年訪れる年の始まりでの祈願と満ち行く新月への願掛け、このふたつが同時に行われることで相乗効果を生み出します。
■元日を逃したけど大丈夫?
正月はのんびり過ごしていて何も願わなかった!そんな人でも問題ありません。三が日を越えても大丈夫です。元々の暦の上では1月いっぱいが正月なのです(厳密に言えば20日までとする地域もあります)。とはいえ、願い事を叶えたいのであれば、月が満ちるまで。
元日の新月から始まり、満月は16日のお昼過ぎ。それまでの期間に願うことができれば問題ありません。
■どう願えばいいの?
初詣のように神頼みをするだけではなく、自室で静かに一年について考えてみましょう。新月から満月へ向かう月は満ちゆく月。手に入れたいもの、叶えたいこと、去年できなかったこと、あれこれを思いながら紙に書き出してください。多すぎると気が散ってしまうので、できれば10個以内におさめましょう。自分の内側から湧いてくる願いを選んで、文字に言葉に変えることで、具体的な「願い」の形が成り、成就への道が開かれます。
■おわりに
元日に新月。
今年を逃すと次は2020年だそうです。6年も待てない、今年こそ叶えたい何かがある人こそ、これからの一年に幸せをもたらす願いをかけてみましょう。あなたの中に欠けている何かを見つけて、それを満たしていく。そんな一年になりますよう、心より願っております。
(桜田ケイ/ハウコレ)