と言ったそうです。
■自覚夢
夢の世界にいながら自身が夢を見ているという自覚がある現象です。夢を見ていることがはっきりわかっているので、自分の意思で自由に行先を決めたり、周りの風景を自在に変えたりできます。リアルな現実と「不思議の国」が混在しているような印象で、特に鮮明な色彩に満ちたものを「明晰夢」とも言います。夢のスタート時に特定のイメージが現われるのが特徴で、たとえば筆者の経験では最初に鋼鉄の巨大な建物か、らせん状に遊歩道のある公園などが登場します。この夢のイメージに入ると、すぐに夢を見ていることに気がつくので、この後の行動は自由自在、好きなアイドルを登場させたり、デートしたり、空を飛んで南の島にも行ってみたりすることもできます。自覚夢は練習次第で見ることが可能です。その方法はまたの機会に。
■夢中夢
モンスターに襲われそうになって目覚めてもまたモンスターが現れ、逃げ切れたと思ってほっとして目覚めたら、ベッドの上から再びモンスターが顔を出して気を失う。気がついたらようやく本当の朝を迎えているといった夢。パターンや登場人物が違っても、多かれ少なかれ誰もが経験することのある悪夢のひとつです。