雑誌や新聞、テレビなどで一番多く目にする占いである「星占い」。何気なく見ているかもしれませんが、きちんと知ってみると意外と奥深いものです。今回はそんな星占いの世界をご紹介します。
■1. 12星座を決めるのは太陽
皆さんそれぞれ、自分が何座かはご存知かと思います。実はその星座は星占い(占星術)上では「太陽の星座」と呼ばれるものなのです。地球が動かないものと仮定した時に、見掛け上、太陽は一年でちょうど一周します。この通り道は「黄道(こうどう)」と呼ばれています。黄道を12に分けた区画が12星座に対応していて、生まれた日に太陽がどの区画を通っているのかで、どの星座になるのかが決まります。
■2. 他の星にも星座がある
生まれた日の太陽の位置によって星座が決まるように、太陽系の星々全てに星座が決まっています。つまり、水星星座では〇座、火星星座では△座、など、普段慣れ親しんでいる太陽星座以外にも、あなたには生まれ持った星座があるのです。
地球の緯度経度によって星の位置は若干変わってしまう上に、同じ日でも時間によっては月の位置が大きく異なってしまうので、本当に自分の全ての星座を知りたい場合は、生年月日だけではなく、生まれ年と時間、生まれた場所の緯度経度まで必要になってきます。