ある宗教では、人の魂を水の中で生きる魚として象徴します。胎児の頃の私たちが羊水の中で生きていたせいかもしれません。夢の世界でも魚の夢は、人の魂や体の器官を象徴します。女性にとって生理的な変化とよく結びついているポピュラーな夢のひとつです。では魚の夢に関する不思議な現実との一致をご紹介しましょう。
■めだかの夢
水槽で泳ぐめだかの夢は、妊娠の兆候となったり、妊娠中に見ることのあるイメージです。水槽は女性の子宮を、めだかは妊娠初期からの胎内の細胞の変化を象徴します。ある女性の夢では、妊娠がわかったときから水槽でたくさんのめだかが泳ぐ夢を頻繁に見るようになったそうです。
不思議なことに妊娠が進むにつれてめだかの数が次第に減っていったそうです。やがて臨月になると水槽のめだかは一匹もいなくなったということです。その水槽はひとつの役割を終えたということかもしれません。その後彼女は無事に子供を授かりました。
■魚釣りや漁網の夢
光る魚の群れが網にかかっている夢、きらきらと輝く魚を釣り上げる夢は、思いがけない利得、金運アップを暗示します。こういったものは典型的な吉夢ですが、光っていない魚の夢になるとかなり解釈が違ってきます。