中国四千年の知恵!「五行思想」を使ってキレイになる方法
昔の中国の考え方に「五行思想」というものがあります。これは東洋占いの根幹に関わる考え方で、5つの要素が循環して世界は成り立っていて、それに沿って考察することにより、人生や現在の状況を占うことができるというものです。五行思想は占いだけではなく、幅広い考え方を提示してくれます。今回はその中でも食に関しての考え方をご紹介します。
■1. 五行思想って何?
木・火・土・金・水、この5つの要素で成り立っているのが五行思想です。例えば木は燃えて火を生み出し、燃えた後には土が生まれ、土からは金属が生成され、金属には水が集まり、水は木を育てる。このように五行の要素は循環していて、どれか1つが優れているとか突出しているということではなく、バランスを保ちつつ深いつながりを持っているのです。
■2. 五行と食べ物との関係は?
それぞれの要素に様々な意味が見出されています。
色として、木は青(緑)・火は赤・土は黄色・金は白・水は黒。他に季節や方位、臓器などにも五行が割り振られています。
食に関係する相関としては五味、つまり味との関係性です。木は酸・火は苦・土は甘・金は辛・水は鹹(塩辛い)。他にも食関連としては五穀や五菜などがあるのですが、なかなか取り入れづらいので今回は五味に絞ってお話していきます。