チューリップの花言葉「博愛」は3人の騎士から求愛された女性の思いやりから生まれた西洋の物語をベースにしています。19世紀の貴族社会で流行した花言葉は今や園芸ブームに乗って乱造されていますが、基本的には花の性質や宗教・文化によって創られています。ちなみに性質と言えば、猛毒をもつトリカブトの花言葉はフランスでは「復讐」。一方、夢の世界では性質より「色」と「形」で意味づけをしていきます。それによっては花言葉よりもシビアなメッセージを持つイメージがあるのです。
■花をもらう夢
花をもらう夢はその相手からの愛情や好意を受ける暗示になります。ただし、もらう状況に注意をしてください。その状況が相手の境遇を伝えていることがあります。
ある女性の事例では、会社の男性から花を手渡される夢を見ました。夢に現われた男の姿は裸足のまま水に浸かっていました。その後まもなくその男性から実際に交際の申し入れを受けたそうですが、彼は金銭的にだらしなく大きな借金も抱えているという社内の噂を耳にし、またあまり好意をもっていなかったためその申し入れを断ったという話です。水に浸かった男性のイメージは彼自身の厳しい境遇を伝えていたのです。