叔父が亡くなった時の筆者の夢の体験です。
私は赤ん坊の頃のように「たかいたかい」と、黒くて大きな人の手でボールのように投げては受け止める行為を繰り返されていました。でも私は当時の年齢の中学生の体のままです。やがて放り投げられる高さが10メートルくらいになり、あまりの怖さに泣きながら黒っぽい人の顔を見ると、なんと近所に住む叔父でした。叔父の気味の悪い高笑いにびっくりして目覚めた時は「もうやめてほしい」と放心状態でした。
その日の午後、母から叔父の訃報を知らされました。あれは人間関係に不器用な叔父の最後の愛情表現だったのではないかと思います。では家族にまつわるシンボルを夢の実例に交えて紹介しましょう。
■祖父母が現われる夢
祖父母が現われる夢の多くはあなたが守られている境遇や環境を象徴します。祖父母は周囲の応援や手助けの象徴になります。ただし、故人であれば霊的なメッセージを伝えていることがあるので注意してください。
ある男性の事例ですが、彼はある時期、数日連続で亡くなった祖父母が無言で現われる夢を見たそうです。そして夢の最後には決まって祖父におんぶされ、彼は歯が痛いと祖父の背中で泣き続けていたそうです。