暑い夏には要注意!歯が溶けてしまう「酸蝕症」を防ぐには?
■3.注意したい食べ物は?
酸蝕症の原因となりうる食べ物には以下のようなものがあります。
・炭酸飲料
・スポーツドリンク
・ワイン
・お酢
・レモンやミカンなどの柑橘系果物などに含まれる果汁
・ビタミン剤などの酸性の薬剤
私たちが普段、好んで口にしている食べ物や飲み物が、知らないうちに酸蝕症の原因になっていたなんて、コワイですね。
また、他には逆流性食道炎や摂食障害なども原因としてあげられます。
■4.酸蝕症にならないために
せっかく美容のために、お酢を飲んだり、果物を食べたりしているのに、酸蝕症になってしまっては台無しですよね。
では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか。
まずは、酸蝕症の原因となる食べ物を長い時間、お口の中に入れたままにしないようにしましょう。
また、これらの食べ物を口にした後は、たくさんのお水を飲むか、うがいをするなどして、なるべく早く洗い流すようにしてください。ワインを頂く時にお水をチェーサーとして頼むことがよくあると思いますが、この習慣も実は酸蝕症予防にも効果的なんですよ。
これからは、お食事やお茶の最後にも、お水を一杯口にするよう心がけてみてくださいね!このことは酸蝕症予防だけでなく、虫歯予防にもつながります。