「顔にコンプレックスがある女性がモテない」本当の理由・4つ
みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。
私のもとを訪れる相談者さんには、自分の顔にコンプレックスを抱える女性がたくさんいます。相談に来ても、終始うつむき加減だったり、美容整形を本気で考えていたり。彼女たちが口をそろえて言うのは、「恋人ができないのはこの顔のせい」。
しかし、顔はあくまで彼女たちの一部分に過ぎず、そこにとらわれ過ぎて“もっと気にした方がいいこと”をおろそかにしていたのです。彼女たちに恋人ができないのは、主に4つの理由がありました。
■ぎこちなく引きつった笑顔
顔にコンプレックスを持つ相談者さんたちは、「目が細い」「鼻が低い」「エラが張っている」などとパーツの不満を言いますが、私が彼女たちと話していて気になるのは、笑顔の少なさとぎこちなさ。
「男性が一番好きな女性の表情は笑顔」であり、「どんな顔で笑うか」を常に見ています。
コンプレックスのあるパーツを気にして表情が硬くなっているとしたら、大きなマイナス。むしろ笑顔になってしまった方が、コンプレックスのあるパーツは目立ちません。女性同士で顔の評価が低い「ただ笑っているだけの子」が、「なぜか男性から声をかけられる」のは、そういう理由があるのです。
■ヘアメイクの過剰防衛
ふだん多くの女性と会っていて気になるのは、「顔のコンプレックスがある人ほど、それを隠すために、ヘアメイクで過剰防衛している」こと。つけまつげなどで目を大きくしたり、フェイスラインをスッポリおおうヘアスタイルにしたり、男性から見たら「何かなスゴイ・・・・・・」「そこまでしなくてもいいのに」と悪い意味で気になってしまいます。
一方、コンプレックスがない人ほど、ナチュラルメイクやエアリー&シンプルなヘアスタイルを選ぶ傾向があり、男性たちには「よく似合っている」「自然体でいいね」と好評。コンプレックスがあったとしても、カバーするのは少しだけの方がいいでしょう。
■受け身で出たとこ勝負の会話
顔のコンプレックスがある人は、男性の顔をあまり見られないため、必然的に声をかける機会が少なくなります。会話はおのずと受け身のスタンスになり、男性に気をつかわせることが多く、共通点を見つけて盛り上がったとしても、顔を見つめ合っていないため一体感が生まれません。「自分の顔を見られるのが恥ずかしくて、相手の顔をあまり見られない」人ほど、休日の過ごし方、居住エリアや出身地、友人関係、スポーツや音楽のエンタメなど、たくさんの話題を用意してテンポよく振っていきましょう。
■磨くことを放棄した振る舞い
顔の作りばかりにとらわれて、女性らしい振る舞いができていない人も減点材料。顔は努力や工夫のできる範囲が限られていますが、振る舞いは努力や工夫をすればするほど良くなり、男性の心をつかめます。
女性らしい振る舞いの中で男性が最も気になるのは、仕草と気づかい。まっすぐそろった背筋や指先、上着やおしぼりのたたみ方、丁寧な会釈、周囲の人へのさりげない優しさなど、男性たちはささいなところを見て、「(本命の恋人に)いいかも」と思うものです。
■顔だけでは本命の恋人になれない
相談者さんのほとんどが、「顔のコンプレックスを解消できればモテる」と思っていましたが、それだけでは選ばれにくいというのが現実。
特に“本命の恋人”として選ばれたいのなら、男性が好印象を抱く、“笑顔、自然体のヘアメイク、テンポのいい会話、女性らしい気づかい”を含めた総合力で勝負して欲しいと思います。
もしあなたに顔のコンプレックスがあるのなら、自分に問いかけてみてください。「一番の目的は、顔のコンプレックスを解消すること? それとも、恋人候補の男性たちから好かれること?」。優先順位の1位が後者なら、コンプレックスだけにとらわれず、男性に好かれる女性を目指しましょう。
(木村隆志/ハウコレ)