夏の恋も逃す?!夏バテになりやすい悪習慣と改善フード・3つ
■1.夏バテはなぜ起こる?
そもそも「夏バテ」とは、夏季の食欲不振や体のダルさなどの体調不良のことを総称した一般な呼び方。外の気温の高さと、室内の冷房での温度差が主な原因と言われていて、体がそれらのストレスに耐える時に、体内の栄養を消耗してしまい、疲れてしまうそうです。
■2.夏バテになりやすいワースト3習慣
・水分の採り過ぎ
熱中症対策に程度の水分は必要ですが、冷たいもののガブ飲みは、必要以上に汗を出し、その際、必要な栄養分まで出てしまうので、のどを潤す程度に留めましょう。
・糖分の採り過ぎ
夏バテ改善に!とやる気を出すためにスポーツドリンクやエナジードリンクを飲んだり、涼みたいがために、アイスクリームやかき氷を食べていませんか?意外と糖分を摂っているので飲み物やおやつを見直してみましょう。
・ジャンクフードとアルコール摂取(ビールのがぶ飲み)
暑い時は食欲がないのに、味の濃いものなら食べやすいと感じ、ファストフードで食事を済ませたり、会社帰りのビアガーデンの誘惑も多くなるもの。
食品添加物やアルコールで体が余計にダルくなるので、ほどほどに。
■3.夏バテ予防になる栄養素とは
夏にかく汗は鉄、カリウム、ビタミンB群が主に奪われていくそうなので、それらを効率よく摂取することが重要です。
■4.鉄、カリウム、ビタミンB群を効率よく摂取できるメニュー
カリウムは野菜に多く含まれるので、夏は冷たくて食べやすい野菜サラダを大目に食べておきましょう。また味の濃いものを食べるなら、ポークまたはビーフカレー、牛丼、ウナギ丼をチョイスすると鉄分とビタミンB群が摂取でき、ボリュームもあるので、元気も湧いてくるでしょう。
■5.夏バテがひどくなると・・・
夏バテがひどくなるということは、鉄分がかなり奪われていること!鉄分が不足してくると何事もヤル気が出ないことはもちろん、なんと異性にも興味が持てない、ということが日本心療内科学会の調べでわかっています。イベントも盛りだくさんの夏、これじゃあちょっともったいないですよね。
■おわりに
夏は恋の季節。夏バテになっている場合ではありません!食欲がなくても、味の濃いものなら本能的に体が欲しているようなので、改善食で夏を元気に乗り切りましょう!
(丸田みわ子/ハウコレ)
【参考】
・山本博意著『美肌になる栄養セラピー』マイナビ