意外と知らない?歯を白く見せるポイントは「歯茎の色」にあった!
〇喫煙
煙草に含まれるタールが歯茎に付着し、染み込んでしまうことで起こります。さらにニコチンと一酸化炭素が歯茎の血流障害を起こすので、歯茎の細胞の新生(新たに生まれること)が遅れ、赤黒くなってしまうそうです。
〇金属による色素沈着
いわゆるメタルタトゥーと言われるもので、金属を使っている差し歯の周りだけが黒ずんでいるのが特徴です。
〇歯垢や歯石の沈着
歯垢が固まると歯石となり、歯石を放置しておくと歯周病になってしまいます。そして、歯周病になると歯茎がだんだん黒ずんできてしまうんです。
また、歯茎の中の歯の根っこにたまる歯石は「縁下歯石」といいます。
この縁下歯石は、通常黒い色をしているので、歯茎が黒ずんで見えてしまうんです。
■4.対策について
まずは原因を取り除くことが大切です。
治療した歯に金属が使われているのであれば、金属を使わないオールセラミックに変えることをオススメします。そうすることで歯茎の色は自然に戻っていきます。また、血行不良が原因であれば、歯ブラシでブラッシングする際に、優しくマッサージするよう心がけてみてください。喫煙も血行不良の原因となりますので、この際、禁煙してみてもいいと思います。