という、別名「若返りホルモン」とも「ハッピーホルモン」とも呼ばれているホルモンが分泌されます。パロチンは赤ちゃんの唾液にたくさん含まれていますが、大人になるにつれ、減っていってしまいます。しかし、「よく噛む」ことで分泌されるように!パロチンが分泌されるとネガティブ思考も軽減していくでしょう。
■5.ポジティブ脳になれる美習慣とは?
食事以外にも、朝日を浴びる、パソコンや携帯を見ない時間を作る、などの習慣も必要。またマッサージやアロマなど「ほっとする」瞬間を取り入れるのも良いでしょう。ポジティブ脳は自分の思考や性格だけの問題ではなく、日頃の食べ物、行動、PC環境などの改善で生み出せるものなので、イライラや不安感を少しでも感じたら、セロトニンが分泌されやすい環境を自分で整えてみましょう。
■おわりに
夏の暑さは夏バテや脱水症状だけでなく、セロトニンの分泌も低下してネガティブ思考に陥ってしまうのですね。原因がわかれば、ポジティブ脳を取り戻せるので、残り少なくなってきた夏を楽しく過ごせるようにしてくださいね。
(丸田みわ子/ハウコレ)
【参考】
・有田秀穂著『脳からストレスを消す技術』サンマーク出版