辛い食べ物はお好きですか?
私はあまり得意ではありませんが、韓国料理のカルビクッパや、タイのトムヤムクンは大好きです。
カプサイシンは唐辛子の辛味成分で、消化器系を刺激し食欲を増進する他、 多くの生理作用があります。
辛い食べ物に含まれるカプサイシンで身体の代謝を上げ、ダイエットに役立てましょう。
■カプサイシンの作用
カプサイシンは、アドレナリンやノル アドレナリンの分泌を促進します。
アドレナリンには血流増加作用・食事誘発性産生作用(食事後に代謝量を増加させる)・発汗作用・抗菌作用があり、ノルアドレナリンには熱産生作用があります。
トウガラシを食べると体が暖かくなりますね。
運動前にカプサイシンを摂取すると、「脂肪の燃焼が促進された」という研究結果があるそうです。
カプサイシンは、以下のように 作用したと考えられます。
カプサイシンが交感神経系に作用してノルアドレナリンの分泌を促進
→ノルアドレナリンが脂肪細胞中のホルモン感受性リパーゼを活性化
→中性脂肪の分解が促進される
→分解された脂肪が、運動により多く使われる
■交感神経を優位にする
カプサイシンに限らず、運動前に交感神経を活性化すれば、上記で書いた流れによりダイエット効果が高まります。