「お持ち帰りされちゃった!」を避けるために気をつけたい泥酔対策
年末に向けて飲み会の続くこの時期。
酔っ払ってお持ち帰りされそうになっている男女を沢山見てきた元Barの店長である筆者が、泥酔してお持ち帰りされないための方法を経験則から伝授します。
■1.炭酸は酔いが回りやすい
シャンパンやビール、ハイボールなど、炭酸のきいたお酒は乾杯で口にすることが多いですよね。
どんな料理にも合わせやすいこともあり、口当たりが良くてついつい飲みすぎてしまいますが、お酒の強くない女性は要注意。
炭酸は胃の粘膜を刺激してアルコールの吸収がよくなることで、酔いの回りが早くなると言われています。
そのため、ホストやホステスの中にはシャンパンに割り箸を入れて炭酸を抜く方もいるのです。
これは炭酸を抜いて一気飲みしやすくするという一面もあるのですが、体感として、炭酸がきついとお酒が回りやすいことを知っているから、炭酸を抜くそうです。
■2.生理前は普段より飲み過ぎないように気をつける
生理前は眠くなったりイライラしたりするだけではなく、普段よりお酒が弱くなったように感じた経験はありませんか?実はこれ、思い込みではないのです。
アルコールの分解、代謝を遅くする働きのあるエストロゲンというホルモンの分泌が生理前には増えるので、生理前にお酒に弱くなるのは思い込みではないんですね。
排卵日前付近もホルモンのバランスでは酔いやすいということなので、普段より控え目にするように気をつけるようにしましょう。
(出典オールアバウトhttp://allabout.co.jp/gm/gc/299312/2/?FM=compi_linkitem-4)
■3.寝不足の時は飲み過ぎないようにする
寝不足でお酒を飲んでしまい、気持ち悪くなってしまったり、帰りの電車でつい寝過ごしてしまったりした経験はありませんか?
寝不足や疲れているときは、代謝が落ちると言われています。
体はアルコールの分解よりも体を休めることを優先するので、結果として酔いが回りやすくなってしまうんですね。
■4.とにかく水を飲む
酔い過ぎないためには血中のアルコール濃度を下げることが大事です。お酒と一緒にお水を頼んで、一口お酒を飲んだら一口お水を飲むことを習慣にしておくと酔いにくくなりますよ。また、お酒を飲む前にウコンなどのサプリを摂取しておくと、飲まないよりは効果を感じる方が多いそうです。
また、空腹時は飲まないほうがいいというのは知っていると思いますが、飲み会などでは空腹で乾杯をすることが多いと思うので、二日酔い対策のドリンクを事前に飲んでおくのもいいでしょう。
錠剤よりは液体の方が吸収が早いので、直前に飲むならドリンクがオススメです。
■おわりに
いかがでしたか。
『チャンポンで飲む(いろいろな種類のお酒を飲む)と酔いやすい』とよく言われますが、私の経験上、女性の場合はその日の体調に左右されることが多い気がします。
酔い潰れる方の多くは、体調が万全でなかったりすることが多いんですね。
記憶をなくしたり、酷い二日酔いになるほど飲んでしまっては、せっかくの恋のチャンスも逃げてしまうだけではなく、職場や友人など周囲の信用を失ってしまうこともあります。
酔ったフリ・・・はよくても、実際に泥酔してしまわないように、上記のポイントに気をつけてみてくださいね。
(上岡史奈/ハウコレ)