外の世界の危険から身を守る建物があれば、安心して明日を迎えられます。夢に建物が現われる場合、時に危急の出来事を知らせる予知夢になっていることがあります。
ある女性の予知夢の体験です。
・・・自宅に帰ると二階建ての家中が真っ暗になっていました。停電のようです。家族は蝋燭かランタンの明かりに照らされた薄暗い浴室に集まっています。狭い浴室に母と祖母、妹とその友人みたいな女の子が二人いて、みんな着膨れするほど上着を着込んでぎゅうぎゅうになって座っています。なぜか父だけがパンツ一枚の姿で浴室の外の真っ暗な廊下をうろうろしています。
「お父さん、何しているの?」と尋ねても、無視するようにペットボトルの水を廊下にまき続けています。変な夢を見たなと思っていたら、その数日後に父が急性肺炎で緊急入院しました。夢って本当に不思議です。
では建物にまつわるいくつかの予知的な夢のシンボルをご紹介しましょう。
■停電の夢
建物や施設、室内が急に停電になる夢は、物事の停滞、状況の停止を暗示します。近未来に起こる活動の停止や停滞状況の予知夢になることがあるので注意が必要です。仕事、健康など、日常的に行われていた活動が突然停滞してしまう状況を象徴します。