半年に一度の食事 カレにとって私は友達?【ぐっどうぃる博士の恋愛スキルラボ】
ぐっどうぃる博士の「即効メソッド 恋愛 スキルラボ
カレにとって私は友達?(M・W/34歳)
かれこれ5年ほど、半年に一度ぐらい食事に誘ってくる独身の男性がいます。食事して、ごちそうになってたまにメールして…という関係です。私は前に進めたい気もするのですが、彼はそれ以上は望んでいないですよね? というか、彼は私を友達と思っているのでしょうか?
特別扱いしてくれるのに関係が進展しない男性欲や衝動と理性の間を行き来する人の本心は
彼は少し変わっていますが、このような不可解な行動はよくあります。たとえば、映画や遊びに誘ってくるのに、それ以上何もしてこない男性。職場で自分だけに特別なお土産を買ってくるのに、自分からテンションの高いメールを送っても、進展しない男性。彼らは、その女性を決して友達とは思っていません。では、彼らは何がしたいのでしょう?どうして、こんな無駄なことをするのでしょう?実は彼らの心は次の3つの間で行き来しています。
1.アプローチをする
男性は、生理的に嫌いではない女性は「手に入れたい」と思います。
彼女に対して、多くの男性は、やさしくしたり、夢を語ったり、笑わせたり、お土産を買うなど特別扱いをしたりします。
2.リスクを考えアプローチをやめる
一方で、女性と付き合うにはリスクがあります。たとえば配偶者や恋人がいる男性は、付き合えば、パートナーとアプローチした女性の両方を裏切ることになります。結婚を考えていない男性は、結婚適齢期の女性にリスクを感じるでしょう。その女性に、付き合うほどの価値を感じていない場合は、付き合うことそのものがリスクで、告白されるのを恐れます。リスクを感じれば、アプローチをやめようと思います。それは、ダイエット中の食事のようなものです。おいしそうなケーキや料理を見れば、無条件で食べたくなりますが、食べれば太るのでグッと我慢する。
あるいは、倹約しているときの魅力的な商品にも似ているかもしれません。男性は、女性に対して、欲や衝動と理性の間を行き来しているということです。理性的な男性は、最初からそのような女性へのアプローチをしませんが、女性が本気にならない程度のアプローチをする男性も多いでしょう。
3.コストを考えアプローチをやめる
一度のデートに数万円かかる場合、たった一回でアプローチをやめることもあるでしょう。メールのやりとりに時間を取られる場合も同様です。時間やお金や労力を奪われれば、リスクの高い相手にアプローチし続けることが難しくなります。
さて、彼が本当にあなたを手に入れたいなら、もっと積極的になるはずです。今はあなたと付き合うことにリスクを感じているのです。
恋人がいたり、付き合うほどの価値がないと思っているのかもしれません。だから、あなたが本気にならない程度に半年に一度、食事するのです。彼があなたを友達と思っているというのは考えにくいです。そもそも男性のほとんどは女友達を必要としていません。友達のフリをしていることはあるし、友達だと言い張る男性も多いでしょう。でも友達は必要ないのです。性欲を感じない女性を一対一で食事に誘ったりしません。関係をはっきりさせるには、アプローチしてみることです。
メールをしたり、ひんぱんに食事に誘ってみて、距離を置かれれば、リスクのある相手だと考え、あきらめましょう。ふられて次に行ける覚悟があるなら、告白することではっきりするでしょう。ただし、人が本音を言うとは限りません。言葉を鵜呑みにしないで、彼にふられたという事実だけ受け止めてください。
すぐできる解決策は?
アプローチし、距離を置かれたら、あきらめる
PROFILE
ぐっどうぃる博士恋愛カウンセラー。理学博士。恋愛相談サイト「恋愛ユニバーシティ」とiPhoneアプリ「ぐっどうぃる博士の音ライブラリー」を開始。書籍「結婚を考え始めた女へ」(三笠書店)ほか、多方面で活躍http://u-rennai.jp/