理想は60万! でも現実は? 今ドキ花嫁がもらっている婚約指輪のお値段
価格もデザインも多様化しているエンゲージリング。最近では、「もらわない」という人も増えてきているようですが、実際のところはどうなのでしょうか!? 既婚・婚約中の女性237人にアンケートを実施しました!
●もらう派・もらわない派で意見が真っ二つ!
まずは、婚約指輪はもらったのかを聞いてみると、結果は下記の通り。予定も含めれば、約6割の女性がきちんともらっているようです。
・もらった…56%
・もらう予定…7%
・もらわない…37%
●もらって良かった派
「いらないと思っていたけど、やっぱりあったらあったで『婚約したんだなぁ~』って実感するのでもらってよかった」(41歳)
「入籍~式まで婚約指輪をつけて仕事をしていました。特に人に話していなかったのですが、女子はよく見ているようで『見せて~!』と言われ、それで結婚したことを実感」(29歳)
「いらないと言っていたのですが夫からどうしても、ということでもらいました。結果、もらってよかったです。周りでも、いらない派の人も結局もらっていたりするので…」(32歳)
なくてもいいけど、あったらうれしい。そんな女性たちの本音が見えますね。
●いらない派
「離婚後、婚約指輪を売ったけど、購入時の4分の1程度の金額。もったいなかった」(37歳)
「指輪の代わりに地デジテレビを買ってもらった」(32歳)
「義母のものを譲り受けた。欲しいものは色々あるし、不動産や投資等、有意義にお金を使いたいので、指輪にお金をかけなくても全然不幸せだと思わない。むしろ、旦那と価値観が一致してラッキー」(49歳)
いらない派は、家電や家具、新居、新婚旅行にお金を使ったという声が多く寄せられました。
「婚約指輪をもらわない代わりに、結婚指輪をハーフエタニティにしました。 毎日つける指輪がゴージャスになって満足」(39歳)
婚約指輪がもったいないと感じる方には、これが賢い選択かも!
●金額は「気にしない」が多数、実際の購入金額は30万円代がトップ
続いて価格についてリサーチ! もらうとしたらこれくらいという希望の金額は「気にしない」が多数ですが、具体的な金額を挙げた方の中では40~60万円がトップ。しかしながら、実際の購入金額は、希望よりやや低めの30万円代が多いという結果に。
●希望ランキング
1位:40~60万円未満(16%)
2位:30~40万円未満(11%)
3位:60~100万円未満(8%)
4位:10万円未満(6%)
5位:10~15万円未満・20~25万円未満・25~30万円未満(5%)
●現実ランキング
1位:30~40万円未満(19%)
2位:40~60万円未満(16%)
3位:60~100万円未満(12%)
4位:10万円未満(9%)
5位:10~15万円未満・15~20万円未満(6%)
シティリビングWebアンケート 2014年5月14日~24日 回答数:237人
憧れのブランドについて聞いてみると、ティファニー、カルティエ、ハリーウィンストンなどの女子憧れのブランドがズラリ。
「ハリーウィンストンの指輪が欲しくて、とりあえず彼とお店へ。なんとお店に同僚がおり、『ほら!みんな指輪はここで買ってるんだよ!』と彼に言ったら、そうなんだ…と買ってくれました♪」(27歳)
ダメ元でも言うだけタダ!?ちなみにデザインは、50%の人が1粒石のソリティアを選択。続いてメレ(メインの石の脇にメレダイヤ)が24%で、この2つが特に人気でした。
●教えて!みんなの婚約指輪エピソード
●トホホなエピソード
「石のついていた部分がとれて直した婚約指輪も、今は離婚しリサイクルショップへ。これも何かの前触れだったのか」(35歳)
「後から結婚した職場の人が同じ婚約指輪。常につけているものではないけど、やっぱりあまり良い気がしない。仲の良い友達には、自慢しつつ、同じものを買わないでというけん制も必要かも」(33歳)
「代金を割り勘でと言われて激怒」(40歳)
「母のダイヤよりかなり大きかったため、母がいじけた」(41歳)
「結婚が決まってすぐ彼の母が買ってきた。高価なものでしたが、安くても彼に買ってもらいたかった」(41歳)
「前の恋人に旅先でもらいました。
見るからに、身分不相応な大きさのダイヤモンド。断れなくて一旦受け取りましたが、金銭感覚のズレなど、それがきっかけでマリッジブルーに。結局、数年後にお別れ」(35歳)
せっかくの婚約指輪が、まさか別れのきっかけになるなんて…。
●幸せエピソード
「結婚話が出る前、雑誌を見ながらお互いの好みの指輪について話をしていたが、意見が全く合わず。その数か月後、プロポーズで渡されたのは、私が欲しがっていたデザインでした。感動!」(30歳)
「何となく決めていたお店に向かう途中に別のお店の前を通り、一応入ったところで運命的な出会い!! カタログで見ていたどの指輪よりも自分好みで素敵で、一発で決めちゃいました!」(29歳)
「婚約指輪は3ついただきました。1つはプロポーズの時にもらったスワロフスキーの手作り指輪。2つ目は、一緒にミキモトで選んで購入。
3つ目は、義母のエンゲージリングをリフォームした指輪。旦那さんも義母も大事にしようと思いました」(37歳)
「子どもを産んでからもらいました。生後3か月位だったか、子どもを連れてパパが外出し、その時買って帰ってきてくれました。びっくりしました…」(46歳)
「お互い働き始めて数年しか経っていないので、指輪をもらえたこと自体がもう幸せです」(20歳)
つい金額やブランドを話題にしてしまうけれど、大好きな彼から指輪をもらうこと、これが幸せなんですよね。
いかがでしたか?これから結婚を控えている方は、彼とよく相談して、指輪をどうするか考えてみてくださいね。
<文:島田彩子>
※この記事は5月に行ったシティリビングWeb読者アンケートをもとに構成しました。