元クラブのママが伝授! 男性がドン引きしちゃう合コンでのNG行動
●お酒の席は男性のテリトリー。「詳しい」「強そう」と思わせない!
――まず、お酒の選び方から教えてください!
「居酒屋であれば、相手と合わせるのがいいですね。ビールの人が多ければ、『じゃあ私も』という感じで。特に一杯目は早く決めたいですし、大勢が同じものを頼めばピッチャーやボトルで頼むこともでき、安く済みますので男性は助かります。
イタリアンなどでワインを頼む場合は、どれがいいかと聞かれても、白、赤も指定せず完全にお任せで。相手が詳しくないようなら、『料理に合う手軽なものは?』と、お店の方に聞きましょう。
バーであれば、フルーツのカクテルなどが女性らしくておすすめです。
いずれも、『定番』『男性陣より弱いお酒』『値段が高すぎない』というものを選ぶのがポイントです」(立川先生、以下同)
――いきなり強いお酒やマニアックなお酒を飲んだりしたら、やっぱり引かれますよね?
「弱いフリをすることはありませんが、男性よりも強いお酒を選んだり、知識をひけらかしたりするのはNG。これは、相手と距離を縮めるためにもぜひ守ってください。たとえば自分で選ばずお店の方に聞いたり人気商品を頼んだりすれば、『コレ美味しかったよ!飲んでみて』と相手に一口勧めたりもできますよね。男性に選んでもらって、『あなたのおすすめ、すごく美味しかった!』と言えば、『自分のおかげで彼女が喜んでくれた』となり、男性もうれしいものです。
『どんなのが好きなの?』と聞かれても、特定の銘柄は出さないようにしましょう。『スッキリしてて飲みやすいやつかな』などと言えば、『だったらこういうのがあるよ、今度行こうか』と、デートの約束につながったりもします。
また、合コンは緊張して、自分で思っているより酔いが回りやすいものです。
失態を犯さないためにも、控えめにしたほうがいいでしょう」
●お酒の席での基本的なマナーを守りましょう!
――お酒が弱い人への注意点はありますか?
「小さいグラスがあるか聞いたり、途中でお水を挟んだりしましょう。無理するくらいならソフトドリンクでもいいですよ。でも、残すのはダメ。いつまでも飲まずにいて氷が溶けてしまうのはマナー違反です。お酒が好きな人は、残しているのを見るとイライラしてしまうことがあります。
無理そうだなと思ったら、ぬるくなる前に半分あげてしまいましょう。先ほど『相手に合わせたものを頼みなさい』と言いましたが、相手と同じものということはその人も飲みたかったのですから、あげても失礼にはなりません。
また、色んな種類を飲むと酔いやすいので、なるべく同じものがいいでしょう。
カクテルなどで分かりづらければ、『さっきのお酒と同じベースで、違う味のもの』とオーダーすればOKです」
――ほかにも、やりがちなマナー違反といえば?
「ジョッキをゴン!と音を立てて置いてしまうこと。酔ってくるとやりがちですが、美しくありません。また、カクテルやワインのグラスは、必ず柄の部分を持つように。グラスに口紅がべったり付かないよう、あらかじめティッシュオフしておくのも忘れずに。
それから、これは自分でなかなか気づかないのですが、こぼれそうなお酒を、タコのように首と唇を前に突き出して『おっとっと!』と飲む人がいます。みっともないので注意してほしいですね。上半身ごとグラスに近づけると女性らしくなりますよ」
●基本的に彼に合わせる。世話を焼く必要はなし!
――相手のグラスを気にしてあげたり、料理を取り分けたりというのは?
「『グラスが空いてたら勧めなきゃ!』と焦るより、男性の話をゆっくり聞いて、楽しくしゃべらせてあげましょう。
料理も、特に焼肉や鍋などは仕切りたがる男性もいます。相手にやってもらって、『焼き加減がバッチリ!』『取り分け上手ですね!』と褒めたほうが、好感度は高いです。他の女の子がせっせとやっていても、お礼だけ言って、それ以上は気にしなくて構いません。それよりも、好きな男性の顔を見てニッコリ微笑んで。世話を焼くのではなく焼かせるのが、モテる女性です」
――お酒選びもでしたが、自分から仕切らないほうがいいってことですね。
「意中の人がどうするかの出方を待って、それに合わせるのがいいでしょう。ただし、『何でもいいです』ではありません。お酒選びであれば、『あなたが一緒に飲んで楽しいと思うものを飲みたい』ということです」
――そんな女性は確かにモテそう!ほかにも、これぞというモテテクはありますか?
「いい感じになってきた二人の関係をもうちょっと進めたい時には、グラスの側面をゆっくりと中指でなぞる仕草がおすすめです。
あえて色っぽさは気にせず、しゃべりながら何気なく…で、十分相手をドキッとさせることができます。『この女性を抱いたらどうなるかな』という想像を掻き立てさせる仕草です」
いかがですか?ついやってしまっていたNG行動あったら、気をつけてみてくださいね。
プロフィール/立川 ルリ子(たつかわ るりこ)
離婚後に高級クラブで働き始め、25歳で独立。驚異のリピート率100%で、約10年間で来店した男性客はのべ7万人。また、のべ200人以上の女性をコーチングの技術で魅力的に育て上げた。35歳でラウンジを引退後は、ネイルサロンの経営や恋愛セミナーを開始。その矢先に患った病での臨死体験をきっかけに、恋愛セミナーはテクニックだけでなく、「愛するとはどういうことか」を理解してもらえる内容に刷新した。現在は婚活女性のための個人セッションや執筆活動も行っている。
2015年1月、初の著書『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』(大和出版)を出版。
<取材・文/島田彩子取材協力/立川ルリ子>
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