恋愛情報『バレたのに開き直って不倫を継続…こんなとき慰謝料は多くもらえる?』

2017年4月20日 21:30

バレたのに開き直って不倫を継続…こんなとき慰謝料は多くもらえる?

……被告は、自らの行為が許されないことを十分に理解しており、原告からも繰り返しAとの交際を止めるよう注意をされていながら、それを全く意に介することなく、なおもAを誘惑して交際を続け、自己を選択するよう求めていたものであって、その行為態様は悪質といわざるを得ない。」

と述べ、慰謝料の増額要素として考慮しております。

■2. 提訴された後も不貞行為を継続している場合

原告が、不貞相手に対して慰謝料を請求するため訴訟を提起した後も不貞行為を継続しているという場合もありますが、このような事情も慰謝料の増額要素となります。この点を考慮している裁判例としては、東京地判平成21年7月23日(「被告は、本件訴状の送達後、Aとの交際を絶った旨主張するところ、現実には、Aとの関係を継続している」)、東京地判平成22年5月13日(「交際を解消して自宅に帰った同人方に赴き、不貞行為を再開させ、本件訴訟が提起された後も継続していることからすると、被告の行為は、欲望の赴くまま結果を顧みずにした身勝手な振る舞いであったといわざるを得ず、Aが勤務先の上司であることを考慮しても、強い非難に値する。」)

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