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収入は生きていく上で大切な要素ですが、配偶者の収入が激減したり、はたらく意欲がないといった場合には離婚は成立するのでしょうか?
センシティブな問題であるがゆえに、人には中々聞けない話かもしれませんが、今回踏み込んで解説してみたいと思います。
■収入減だけでは離婚は難しい
結論からいえば、夫の収入が減ったことだけを理由として、夫が拒否しているにもかかわらず離婚ができるかというと、それだけではかなり困難です(減収以外に別居など、他の事情があればまた別ですが)。
ただし例外的に、夫にそもそも働く意欲が欠如しており、家庭を支えるための努力を一切しないような場合には、離婚が認められる可能性はあります。
■離婚成立には合意か裁判か
まず押さえておかないといけないことは、離婚するには(1)夫と合意して離婚するか、(2)裁判所に裁判離婚を認めてもらうかの、どちらかしかありません。
「どうしてもっとがんばらないのか」「収入を元に戻せるようどうして頑張らないのか」といったことを夫に詰め寄り、結果的に夫も結婚生活を続ける意思を無くした場合であれば、(1)