7割以上が「開発途上国への“布ナプキン支援プロジェクト”」に賛同。一方で『もっとピルが身近になれば』
開発途上国で行われている、布ナプキンの支援プロジェクト。
布ナプキンを“作る縫製スキル”を伝えて、十分な生理用品が確保できるよう、さまざまな企業や団体が取り組みを始めています。
そこで今回は、「プロジェクトに対してどのように感じたか」、読者の本音を調査。
生理に関する読者の意見もご紹介します。
気になる結果は……
「布ナプキンの支援プロジェクト」について尋ねたときに、「良いと思う」と答えた方は全体の74%と、最も多い結果となりました。
なお、「良いとは思うが改善の余地もある」と答えた方は18%、「とくになんとも思わない」と答えた方は6%、「良いとは思わない」と答えた方は2%でした。
それでは、寄せられた意見で多かった回答をご紹介します!
「良いと思う」と答えた方は……
『物を支援するだけでなく、経済的に自立できるように技術を教えるのは素晴らしいことだし、未来へと繋げられるのからです』(22歳/フリーランス)
『生理用品の不足が解消でき、洗濯できて生理用品にお金がそれほどかからなくなるためです』(37歳/自営業)
『自分も布ナプキンを使ったことがありますが、ゴミが減るうえに、生理痛が少し軽減できるからです』(30歳/会社員)
物資の支給にとどまらず、自分で生理用品を作れるようになる取り組みに、賛同の声が上がっていました。
SDGsや生理痛の軽減といった観点からも、布ナプキンを推奨する声は日本でも増えているようですね。
「良いとは思うが改善の余地もある」と答えた方は……
『「水不足の地域で、布ナプキンを洗えるのだろうか」と気になりました』(56歳/主婦)
『布ナプキンを綺麗な状態に洗濯したり、保存したり出来るのか、衛生面でも疑問に思います』(38歳/主婦)
『布ナプキンを作るのは有償ボランティアであり、継続的・安定的な収入が得られないのが残念です』(40歳/専業主婦)
このように改善すべきこともあるといった声も挙がりました。
生理に対して思うことは?
『出血が多い人や生理痛がひどい人は、ナプキンや薬にかかる出費が多いので、定期的に補助が出るようにしてほしいです』(42歳/主婦)
『もう少しピルが身近になれば』(43歳/専業主婦)
『婦人科に行きやすい環境になってほしいです』(30歳/会社員)
先進国の日本であっても、生理の悩みは尽きない模様。
近年では、ピルに関する相談ができるスマホアプリなども登場し、少しずつ環境が変わり始めているようですね。
生理期間中も快適に過ごせるように
布ナプキンの支援プロジェクトに対して、多種多様な考え方があるとわかりました。
プロジェクトに関する、さまざまな課題もあるかもしれません。
多くの女性が生理期間中も清潔で快適に過ごせるように、生理にまつわる取り組みを充実していけたら素敵ですね。
調査主体:MOREDOOR編集部
調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査
調査期間:2023年03月28日~3月29日
有効回答数:50名の男女
(MOREDOOR編集部)
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