2023年6月8日 19:35
『結果が陽性!?』不妊治療中に受けた検査で…⇒子宮頸がんの精密検査に!
子宮頚がんの検診は定期的に受けている方も多いでしょう。
しかし、異常がないと次の検査を後まわしにしてしまうこともありますよね。
そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Bさんの場合……
子宮頚がんの前癌病変である軽度異形成を現在も経過観察中です。
気づいたきっかけは、不妊治療中にクリニックで受けた子宮頚がん検診でした。
それまで2年に一度のペースで受けていましたが、異常がなかったため安心して自己判断で3年受けていませんでした。
久しぶりに受けた子宮頚がん検診の結果が陽性になってしまい、その後の精密検査で軽度異形成と判明しました。
どんな治療を受けましたか?
軽度異形成の段階では治療法がなく、自然治癒も見込める段階のため、基本的に3ヶ月ごとの経過観察となります。
もし段階が進んで高度異形成となれば、レーザーで患部を焼く治療や、患部を円錐状に切り取る治療を選択することができます。