『ピル=避妊薬の印象で恥ずかしかった』“生理痛”で倒れ救急車で運ばれた結果【漫画家インタビュー】
生理痛やPMSはどれだけツライ……?
今回は、そんな体験談を描いた『ピルユーザーになった話』の作者ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんにインタビューしました!
【生理痛がひどすぎて救急車に!】
生理痛が酷すぎて救急車で運ばれるほどの過呼吸になったぴおっぷさん。
同じ事を繰り返さないため“月経困難症”について調べてみると……。
母を思い出し……
以前ピルを勧められ……
当時はスルー……
母に相談すると……
このように生理痛による耐えられないほどの激痛が走ったぴおっぷさんは、月経困難症について調べるうちに婦人科への診察をすすめられます。
MOREDOOR編集部では当時の心境などをインタビュー。
なかなか人と比べることがない生理に関する話をお伝えします。
母親が最初にピルを勧めてくれたのは何歳くらいの時でしたか?
18歳くらいの時です。
副作用で太るなどのピルに対しての偏見があり、処方まで至りませんでした。
ピル=避妊薬という強い印象もあり、処方してもらうのが恥ずかしいという思いもありました。
「太る、副作用強い」という当時のピルの印象は、どんなところからそう思っていましたか?
「太る」に関しては、SNSで得た情報を鵜呑みにしていました。
後に間違った情報と気がつきました。
また、実際に母がピルの副作用で体調が悪くなり苦しんでいたのを見ていたので、あまりピルに対して良いイメージはありませんでした。
読者へ伝えたいことは?
何か少しでも生理に対して悩みがある方は、婦人科の受診をおすすめします。
私のように極限まで生理痛を我慢して救急車で運ばれることがないように……。
このお話では……
月経困難症を調べていくうちにピルの存在を知ったぴおっぷさん。
この後ピルを処方され、副作用との戦いを経てずっと安定した生活を送れるようになるのでした。
ぴおっぷさんは、18歳の頃にも一度ピルを勧められるも、SNSの誤った情報を鵜呑みにしてしまい婦人科には行かなかったそうです。
このように、生理や婦人科などはデリケートな話題なので、ネットで調べて1人で自己判断しがちですよね。
ですが、誤った情報が広まっている場合もあります。
もしぴおっぷさんのように生理やPMSで辛い思いをしていたら、ぜひ早めに婦人科へ相談してみてくださいね。
何より婦人科は、そうした悩みに最も理解のある場所ですから。
今回は『ピルユーザーになった話』の作者、ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんのインタビューをご紹介しました!
※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
〈記事監修医師プロフィール〉
『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫
ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。
(MOREDOOR編集部)
(イラスト/@pioppu_tegakipop_manga)
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