【自然と涙が…】身体が鉛のように重く起きられず…→病院でわかった”原因”とは
健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?
「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。
そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。
※このエピソードには「うつ病」の症状が記載されています。閲覧にはご注意ください。
Eさんの場合……
社会人1年目のとき、出勤前に吐き気を感じたり、勝手に涙が出てきたりすることがありました。
最初は「疲れている」くらいにしか捉えていませんでしたが、無理に笑顔で出勤しているうちに、どう頑張っても自然と涙が流れてきてしまい、過呼吸を起こすようになりました。
なぜ泣いているのか自分でも分かりませんでした。
そして、ある日出勤しようとベッドから起き上がろうとしたら体が全く動かず、鉛のような感覚でした。
それからは、頭がぼーっとしたような感じで、銀行のATMの操作の仕方が急に分からなくなり呆然と立ち尽くしたり、家族ともうまく話せない状況でした。
家族もその様子に驚き一緒に心療内科を受診し、うつ病と診断されました。
どのような治療を受けましたか?
自宅療養に専念し、とにかく何も考えず休むよう言われました。