通勤中、吐き気や息苦しさに襲われ…→病院でわかった“原因”とは?【医師監修】
※この記事には発作に関する表現が含まれます。閲覧にはご注意ください。
健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?
「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。
そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。
Fさんの場合……
職場が変わった当時、通勤中に突然息苦しさと激しい吐き気で頭が真っ白に。
とにかく目をつむり寝ようと思ったところ、気絶するように寝ていたのか時間が経って症状もなくなりました。
その後電車に乗るたびに同じような症状があらわれ、これはおかしいと思い心療内科を受診することに。
診断の結果、パニック障害と発覚しました。
どのような治療を受けましたか?
心療内科への毎月の通院、定期的なカウンセリングと投薬治療をメインに受けました。
カウンセリングは主に自己理解と、どのような時にどうなるのかについて話していました。
それに併せて、発作を起こさないための薬を服用し、少しずつ「電車に乗っても何も起きない、大丈夫」という考えを自分に覚えさせていきました。
今でもたまに息苦しさを感じるときはありますが、予防もでき、自分の病気とうまく付き合えるようになりました。