喉の痛みや倦怠感が続いたある日、首にしこりが…→不安になり病院を受診しわかった”疾患”とは【医師監修】
健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?
「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。
そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。
Bさんの場合……
ある時突然体の怠さ、喉の痛み、微熱程度の若干の体温上昇が見られるようになりました。
疲れが出たのかとも思いましたが、何日経っても治ることはありませんでした。
新型コロナウイルスが流行っていたこともあり、念のために検査を受けましたが何度受けても陰性でした。
そんな時、ふと首の右側面を触ると、2センチくらいのしこりのようなものを発見。
すぐに掛かりつけ医に診てもらうと総合病院に紹介状が書かれ、総合病院を受診しました。
病名は、伝染性単核球症でした。
どのような治療を受けましたか?
まず3ヶ月間激しい運動を制限されました。
当時私は保育士だったため、子ども達と関わることができなくなり辛かったです。
また、特効薬がないとのことで、対症療法と安静にするくらいしかできず、ずっと続く発熱、喉の痛み、体の怠さや運動制限の中で生活しなければならないことが大変でした。