3ヶ月生理が来ないのは、さすがにおかしい…→婦人科を受診してわかった“原因”とは【医師監修】
いつもと生理が違うと感じたことはありませんか?
生理が長く遅れる場合は、婦人科疾患が原因のことも……。
そこで今回のMOREDOORでは「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」を紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Aさんの場合……
社会人1年目のとき、生理が3ヶ月ほど来ない時期がありました。
もともと生理不順で、予定日がずれたりなどは学生時代からあったのですが、さすがに3ヶ月はおかしいと思い婦人科を受診しました。
検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
どんな治療を受けましたか?
今は妊娠を希望している段階ではないので、毎日低用量ピルを服用しています。
慣れるまでは吐き気がひどく、最初に処方されたものがどうしても合わなかったため、変更してもらった経緯もあります。
この治療でのピルは保険適用外なので、そこも少し苦しいです。
世の女性陣へ伝えたいことは?
ピルは慣れるまで大変ですが、服用により毎月しっかり予定日に生理がくるので、いつ来るのかわからなかった服用前の状態と比較すると、とても過ごしやすくなります。
自分の体のためにも、少しでもおかしいと感じたら、婦人科を受診してみてください。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
違和感を覚えたときは婦人科へ
生理が3ヶ月来なかったのは、多嚢胞性卵巣症候群が原因だったというAさん。
低用量ピルの服用で治療しているようですね。
皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。
今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)
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