医師『つわりは病気ではないので』かかりつけの産院にツラさを訴えるも、断わられて…⇒「せめて他の医療機関に」「必ずしも頼れるわけではない」
“つわり”が日常生活に大きな支障をきたすほど重い方もいるようです……。
「つわりは病気ではない」そんな心ない言葉をかけられることもあるなか、『重症妊娠悪阻』と診断された自身の体験を描く漫画家もしゃもぅ(@mosyamou)さん。
今回は、もしゃもぅ(@mosyamou)さんの『重症妊娠悪阻の話』よりワンシーンをお届けします。
症状は一時的に改善されたものの……
もしゃもぅさんは妊娠発覚後、すぐ体調不良となり、1週間後に初嘔吐、そして“吐血”してしまいます!
初めて産院を受診するも医師の対応に不信感。
後日、とまらない酷い吐き気と発熱、発疹で再度産院を受診しようとするも受診拒否されてしまいます。
仕方なく別の病院に行ったところ、症状が一時的に改善しましたが……。
変わらず水も飲めないほど悪化する体調に“愕然”とし……。
命の危険……
かかりつけの産院へ……
医師に訴えると……
訴えは却下……
この漫画に読者は
『私も受診拒否をされた経験があるのでこの方の絶望感というのは凄くよくわかります。
凄くショックですよね。こんなにしんどい思いをしているというのに……。』
『妊娠中でも病院が必ずしも頼れるわけではないということを知りました。』
『受診できないなら、せめて他の医療機関に繋いでほしいと思いました。』
など、もしゃもうさんの不安に共感するような声が多く集まりました。
つわりでの入院は難しい……
つわりを原因に命の危機まで感じている状況で、この対応の仕方は冷たいと感じたもしゃもぅさん。
病院は他の患者さんもいるので、「つわりで入院できない」というルールもわかりますよね。
この後、紆余曲折の末に別の大学病院へ行ったもしゃもうさん。
そこでやっと妊婦の0、5〜2%が該当する「重症妊娠悪阻による入院」となるのでした。
もし自分が重症妊娠悪阻だとわかったら……あなたならどうしますか?
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)
(イラスト/@mosyamou)
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