20代前半、生理が2週間以上も続き…→婦人科で判明した”原因”に「10日以上は受診を」「短い場合も婦人科へ」【医師監修】
体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。
ついつい後回しにしてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Uさんの場合……
気づいたのは社会人になった20代前半だったのですが、私は生理がいつも10日間前後だったのですが、それが2週間~20日近くとなって生理用ナプキン1袋が1ヵ月でなくなるようになりました。
それで「いくらなんでも生理にしては長すぎる」と思い婦人科を受診したら「多嚢胞性卵巣症候群」という病気で、私が生理だと思っていたのは生理ではなく不正出血だったというのがわかりました。
どんな治療を受けましたか?
治療としてはピルを服用して定期的に正しい生理を起こすというものでした。
ピルは中容量のものだったので毎月処方されるときに体重チェック(まれに副作用として食欲が増して太るということがあるため)