『股関節がチクチク痛む…』痛み止めで我慢するも、5年も治らず…⇒受診して判明した疾患とは?『知らなかった』『大丈夫だと軽く考えてしまいそう』
体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。
ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Yさんの場合……
私は20代のころから、左の股関節付近にチクチクとした痛みを感じていました。
痛みは年々強まり、痛み止めを飲むなどして我慢していました。
しかし、5年ほど経った頃には、生理痛も強くなり、トイレで用を足すときも痛みを感じるようになりました。
違和感を覚えて婦人科に行くと、左の卵巣のう腫と重度の子宮内膜症と診断されました。
卵巣のう腫はほとんど悪性化しないため、内服治療を始めました。
どんな治療を受けましたか?
医師からは子宮を休め、卵巣のう腫を自然に小さくするための治療をすると言われました。
そのためには、ピルか黄体ホルモン剤の服用が必要とのこと。