「負担…?」大切に思っているけれど“夫婦がレスになった理由”2選
レスは、多くのカップルが直面する、デリケートな問題です。
とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
数年レスで……
夫はもともと欲があまりないタイプだったようで、1人目の子どもを産んでから数年レスでした。
次にまた子どもが欲しいと思い妊活をしましたがなかなか出来ず、仕事で疲れ切っている夫は行為をすることが負担だったようです。
無事に2人目も産まれましたが、2人目妊娠してからまたレスです。
仲がいい夫婦ではありますが、レスについて真面目に話し合うことが恥ずかしくもあり、きちんと話せていません。
今も悩んでいるのですが、子どもたちは可愛いし夫婦仲も悪くはないし、私自身も他の欲よりも下がったので、おおらかに考えていきたいです。
(33歳/主婦)
こんな場合も
1人目を出産した時は授乳期が終わったら、また再開するようになりました。
しかし2人目の子どもを出産し授乳期が終わっても断られることが多くなり、仲がよかったはずが喧嘩をしてしまうことも。
これではダメだと思いこちらも誘わなくなりました。
しかし、原因を話し合うことにしたところ「仕事と育児、送迎で疲れるので、そんなことをやってるよりはやく寝たい」とのことで、こちらもなにも言えずに話し合いは終了しました。
今でも回数は少ないため解決はしていませんが、話し合いをしてからお互い気を使っているためか喧嘩はなくなりました。
話し合いをはやい段階でやっておけば、あんなに長い期間レスで悩まなかったと思います。
(32歳/会社員)
きっかけはさまざまですが、出産で生活が変化することがきっかけになることは多いのかもしれません。
2人目の方は回数は少ないものの、パートナーと話し合ったことで、本心を知ることができたようですね。
関係を見つめ直す機会に
レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。
イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)