「誘い方がわからず…」大切に思っているけれど“夫婦がレスになった理由”とは
レスは、多くのカップルが直面する、デリケートな問題です。
とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
誘い方がわからなくなり……
結婚して3年が経った頃。
仕事と育児で忙しくなった時に、お互いがそういう気分にならずに頻度がとても減ってしまいました。
月に1回あるかないかまで減っていたので、お互いに誘い方がわからなくなり……。
相談した結果、「無理することはない。ただし、お互いにそこは素直になり、ちゃんと言葉で伝える」という意識を持つようにしました。
まずは恥ずかしがらず、ちゃんとコミュニケーションをとるべきだと思いました。
(33歳/会社員)
こんな場合も
現在7歳の娘を出産してからレスになりました。
生後6ヶ月くらいまでは頻回に夜泣きをしていたので、そのたびに授乳や抱っこをしなければならず、時間的にも状況的にも行為をすることが不可能で……。
まだ結婚して2年だったため、もうレスになってしまうのかと悩みました。
産後のイライラもあって、落ち着いて話し合うことができなそうだったので、相談はしていません。
しかしその後、娘が夜にまとまって寝るようになってから、解決しました。
とくに策があったわけではなく、夫の方からアプローチをしてきてくれました。
悩んでいた頃の私には、「レスのゴールはやってくるよ!」と言ってあげたいです。
当時は夜泣きのゴールも見えなかったので、子どもの成長とともに解決することを伝えたいです。
(37歳/専業主婦)
関係を見つめ直す機会に
レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの状況を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。
イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)