「夫と仲はいいけれど…」夫婦がレスになった理由2選
レスは、多くのカップルが直面する、デリケートな問題です。
とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
2人目を考えたときに……
結婚して1年で子どもを授かりました。
そのあと、全くと言っていいほど夜の方は全くなく寂しい毎日でした。
しかし私も慣れない育児と寝不足でそれどころではなく……。
その気も起きなかったので、まあいいかなと思っていました。
冗談を言い合うこともあるほど、とても仲よかったのでレスでも気にしてませんでした。
ですが上の子が大きくなるにつれて2人目が欲しくなり、「このままで本当にいいのか……」と悩み始めました。
なので「そろそろ2人目が欲しい」と相談したところ、「それじゃあ……」という感じで対応してくれました。
その後、2人目を授かりました。
そのときは子作りのためという感じだったので、今はレスです。
ですが、とっても楽しい毎日を過ごしています。
(32歳/専業主婦)
こんな場合も
上の子どもが幼稚園に入園したころ。
今までは夜泣きするくらいで、夜通し寝ていた子どもが、1人でトイレに行けるようになり、夜中にトイレに行きたくて起きたりするようになりました。
万が一、見つかることを考えると、もう家で子ども達がいるときには出来ないためレスに。
夫に相談したところ、同じ考えだったので、平日有給を取るなどして夫婦の時間を作るように工夫しています。
(35歳/会社員)
関係を見つめ直す機会に
レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの状況を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。
イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)