「つけるのが恥ずかしい…」ヘルプマークにまつわる当事者の事情
と言い張っていました。
私としても、周りの目を気にしている気持ちも分かるし、強制はしたくなかったので、強く言えず……。
ある日、我が子と一緒に歩いていた時に、ヘルプマークを付けた方が困っているようだったので声を掛けました。
その様子ややり取りを見ていた息子が「助けてもらえるかも」と思ったようで、ヘルプマークをつけるきっかけになりました。
我が子にヘルプマークをつけて欲しいけれど悩んでいる方へ
何かあった時に、必ず助けてくれる人がいるとは限りません。
ですが、このマークをつけていることで「声がかけやすい、困っているところを手伝えてよかった」と思っている人がいることを伝えてあげると、もしかしたらヘルプマークに対する印象が変わるかもしれないですね。
(44歳/主婦)
ヘルプマークを身につけることで……
Tさんの子どもは、実際にヘルプマークを身につけた人が助けられている様子を見て、考え方が変わったようですね。
障がい者研究所の「ヘルプマークの認知度・利用状況に関する調査」によると、ヘルプマークを利用しない理由として「入手方法がわからない」「周囲の反応が気になる」「認知不足により役に立たないと思うから」