「PMSかと思ったら…」イライラや絶望感が抑えられない。知っておくべき“PMDD”とは
PMDDの治療法
ピルや漢方、抗うつ薬などの薬物療法も適用可能で、医師とともに向き合っていくことで改善していけます。
何より重要なのは、心の変化が日常生活に影響を与えている場合は、PMSだけでなくPMDDの可能性も考慮し、早めに婦人科や精神科に相談しましょう。
正しい理解を
PMDDは、正しく理解して適切な対処をすることが大切です。
正直、「病院はいきづらいな」と思うかもしれませんが、「こんなことで相談していいのかな」と思うようなことであっても、大切なあなたの心と体の健康を守るために、必要なサポートを受けてみてくださいね。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。