子ども「電車、線路がなかったら?」母「迷子になっちゃうかもね」すると、子どもの“思いがけない言葉”に「ほっこり」「元気をくれる」
皆さんは、電車の中で親子の会話に耳を傾けたことがありますか?
中には、心温まるやりとりもあるようです。
今回MOREDOORでは、電車の中でほっこりしたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
60歳、Uさんの場合
ある日、電車に乗っていると、隣に座っていた親子の会話が耳に入りました。
子どもが母親に「どうして電車は線路の上を走るの?」と聞いていました。
母親は「電車が線路の上を走ることで、まっすぐ進むことができるからよ」と返答。
次に子どもは「じゃあ、線路がなかったらどうなるの?」と聞くと、母親は「きっと電車はどこに行くかわからなくなって迷子になっちゃうかもね。
迷子にならないように線路があるから、みんな安心して乗れるんだよ」と答えました。
すると子どもは、「じゃあ僕も迷子にならないように、線路の代わりにいつもお母さんの手を握っているね」と言いました。
そのときの心情は?
子どもの純粋な疑問と母親の優しい答えに、とてもほっこりさせられました。
こんな些細な日常の会話が、一日の元気をくれるんだと実感しました。
(60歳/会社員)